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「いろんな方に支えられてきました。」 荻野氏
三味線の将来を見守り、音色にこだわりながら良い物を造りたい
紅屋さんは、創業何年なんですか?

 紅屋は昭和51年9月1日に設立しました。私はそれ以前からこの業界に携わってきたので・・・かれこれ、この道35年になりますかね。
 その当時は民謡ブームで、津軽三味線というよりは、民謡三味線が多かったですね。
当時はどんなお客さまが多かったですか?

 近所の方がふらっと寄る、というよりは地方のお客さまが多いんですよ。やはり、三味線屋は入りにくいんでしょうか(笑)
 うちのお客さまは、三味線の先生方のお口添えという方も多いですが、昔、NHK教育テレビで三味線教室というのがあって、その時にうちの三味線を納品したのがきっかけで、全国にお客さまが増えたっていうこともありますね。
  これからは、インターネットなどを通して、まったく予想しないようなお客さまが増えていくんじゃないかな、と期待と不安でワクワクします。このホームページをきっかけに、楽器に対する興味を、持っていただけたら嬉しいですね。でも、写真だけでは伝わらないものが、実物に触れることによって感じたりすることもあるんです。ですから、是非ご来店いただいて、気軽な気持ちで遊んでいって欲しいと思います。
三味線音楽の将来はどうなっていくでしょう?

 ん〜、小学校の授業でも使用されるようになりましたし、どんどん若い人たちにも気楽に使っていただきたいですね。
若い人にとって三味線は「高い」というイメージがありますよね
「三味線は皮が命。」 小杉山氏

納得できなければ何度でもやりなおす、がんこな性格は職人気質
三味線の音の善し悪しはズバリなんでしょう?

 え〜・・・やっぱり結局は皮張なんじゃないかな。ほどほどの紅木の竿だったら、はっきり言ってどれも同じ様な物だし、そこにいい皮をいい状態で張れば、そりゃあいい音がでますよ。
  やはり皮の張り方には、こだわりはあるのでしょうか?

 そのお店で、やり方はいろいろだと思うけど・・・まぁ僕の場合はねぇ・・・


といって、新しい胴にヤスリをかけ始める...

 こうして、やると、凄い力で皮を引っ張るわけだから角がとれて皮を痛めることがなくなるでしょ?
 だからといってもさ、削り過ぎちゃったら、もともこもなくなっちゃうんだよねぇ。。。
右の写真は、小杉山氏の皮張風景です。
この後もいろいろレポートさせていただきましたが「企業秘密」ということで、公開しません。

つづきが気になる方へ
 希望であれば、お店で張り付いて見学できるそうです^^
紅屋には、本店、平塚店の他に、兵庫県に竿の削り職人がいらっしゃるそうです。機会がありましたら、一度取材に行きたいものです。 

以上

by 某三味線ファン

確かに気軽な値段ではないかもしれませんね。でも最近は4万円くらいの商品も
ありますし、紅屋では中古品も取り扱っています。皆様に気軽に楽しんでいただ
けるように、我々はこれからも更に努力していくつもりです。
ただ、いつかは紅木の素晴らしさを味わっていただけたらと思いますね。何十年
もかけて、大切に面倒をみながら使っていく。それができるのが紅木です。入門
されて3年くらいで買い換えられる方が多いですが、中には最初の一丁から購入
される方もいらっしゃいますよ。
もちろんメンテナンスに関しては、どの商品に対しても、最高の音色が保てるよ
うに万全を尽くしますので、ご安心ください。
店舗紹介 / 

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